CE・ローリー
産業界に不可欠な液化ガス(液化酸素、液化窒素、液化アルゴン、液化炭酸ガス、液化水素、液化天然ガス)の大量供給用のガス供給設備です。イワタニグループのエーテック㈱にて定置式超低温貯槽(CE)および液化ガスローリーを製作しており、液化ガスとあわせたトータルでのご提案を行っています。
CE(コールド・エバポレーター)
二重殻構造の貯槽内に断熱材を敷きつめ、さらに高真空状態にすることで極低温の液化ガスの蒸発ロスを最小限におさえた貯槽です。
◎定置用(1MPa仕様)
・標準型は液化酸素、液化窒素、液化アルゴン用です。
・大型タンク(30kL、50L、100kLなど)についても設計、製作します。
・特殊仕様品(容量、圧力、横型、ならびに2槽式CE※)も設計、製作します。
※O2+N2、Ar+CO2など
・ガス使用量、用途、設置場所などに応じて機種を選定の上、蒸発器、ポンプなど付属機器を別途設置します。
◎定置用(2.25MPa仕様)
・標準型は液化炭酸ガス用です。
・特殊仕様品(加圧器付属など)も設計、製作します。
・ガス使用量、用途、設置場所などに応じて機種を選定の上、蒸発器、ポンプなどの付属機器を別途設置します。
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ローリー(低温液化ガス輸送車)
液化された酸素、窒素、アルゴンといったエアセパレーションガスをはじめ、炭酸ガスやLNG、特殊ガスなど、お客様のご要望に合わせて設計、製作します。
・低温液化ガスの輸送用に各種製作します。(標準型は下記の表の通り)
・特殊仕様品も設計、製作します。(25tシャーシ大型ローリーなど)
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液化水素ローリー
液化された水素を大量かつ安定に輸送し、お客様が液化水素を使用する場所に設置した貯槽に充填します。イワタニしか実現できない供給方法です。
水素をガス体で大量に輸送するには、約20MPaの高い圧力に耐えることができる大型のボンベを束ねたトレーラーに水素ガスを加圧充填して輸送することが一般的です。この場合、車両の大きさや重さから約3,000Sm3を一度に運ぶことが限界です。しかし、液化水素で輸送すると、液化された水素を凝縮するため飛躍的に輸送効率が上昇します。圧縮水素トレーラーと比べて最大約12倍の水素ガスを一度に運ぶことが可能となります。
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